詳しく記す。
Msgbox 関数、または、Msgbox ステートメントは、メッセージを表示する
為のダイアログ。Msgbox 関数の場合は、どのボタンがクリックされたか
を戻り値として取得することができる。書式は下記の通り :
Msgbox(Text [, Type] [, DialogTitle]])
または
Msgbox Text [, Type] [, DialogTitle]]
Text には、ダイアログボックスにメッセージとして表示したい文字列を指定
する。
DialogTitle には、ダイアログボックスのタイトルバーに表示する文字列を指定
する。省略した場合は、(Ver.3.3 では)、「soffice」と表示される。
Type には、下記の数値を指定する。省略した場合は、ゼロを指定したものと
みなされる :
① ダイアログに表示するボタンの種類と数の指定 (0 ~ 5) :
0 : 「OK」ボタンのみ表示
1 : 「OK」、「キャンセル」の二つのボタンを表示
2 : 「中止」、「やり直し」、「無視する」の三つのボタンを表示 (この
場合のみ、ダイアログの「X」ボタンをクリックしても閉じなくなる)。
3 : 「はい」、「いいえ」、「キャンセル」の三つのボタンを表示
4 : 「はい」、「いいえ」の二つのボタンを表示
5 : 「やり直し」、「キャンセル」の二つのボタンを表示
② ダイアログに表示するアイコンの種類の指定 (16 ~ 64) :
16 : ストップ記号のアイコンを表示
48 : エクスクラメーション記号のアイコンを表示
64 : インフォメーション記号のアイコンを表示
③ ダイアログ上に複数ボタンがあった場合に、どのボタンをデフォルトの
ボタンにする (どのボタンにフォーカスをセットするか) を指定。省略
した場合は、一番左のボタンがデフォルトになる (128 ~ 512) :
128 : 一番左のボタンをデフォルトに (フォーカスをセット) する
256 : 二番目のボタンをデフォルトにする
512 : 三番目のボタンをデフォルトにする
①、②、③ を組み合わせたい場合は、Type に
2 + 32 + 256
のように指定する。この場合、下図のようなダイアログとなる :
Msgbox 関数の戻り値は、クリックしたボタンに応じて、下記の通りの数値
が返される。但し、「X」ボタンでダイアログを閉じた場合 (上述のように、
Type が 2 の時は「X」をクリックしてもとじない) はゼロが返されるようである :
1 : 「OK」ボタンがクリックされた場合
2 : 「キャンセル」ボタンがクリックされた場合
3 : 「中止」ボタンがクリックされた場合
4 : 「やり直し」ボタンがクリックされた場合
5 : 「無視する」ボタンがクリックされた場合
6 : 「はい」ボタンがクリックされた場合
7 : 「いいえ」ボタンがクリックさけた場合
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