2011年6月13日月曜日

データ型変換関数

Calc Basic で用意されているデータ型変換関数は下記の通り。いずれの
関数も書式は
  
      Cxxxx(Value)
  
である。
  
1. CBool 関数
   引数 Value に指定された文字列や数式をブール型の値に変換する。
   例としては、幾つか下記に挙げる :
  
      ・ CBool("True") の場合の戻り値は (ブール型の値の) True
      ・ CBool("False") の場合の戻り値は False
      ・ CBool(1) の場合の戻り値は True
      ・ CBool(0) の場合の戻り値は False
      ・ CBool(2 < 3) の場合の戻り値は True
      ・ CBool(2 > 3) の場合の戻り値は False
  
    引数に変数を用いた数式を指定するのも可。
  
2. CDate 関数
   日付や時刻を表す文字列、または、日付のシリアル値を指定すると
   日付型の値に変換する。
   日付や時刻として指定できる文字列は、確認した限りでは、
  
      yy/mm/dd、yyyy/mm/dd、yy-mm-dd、yyyy-mm-dd、hh:mm:ss
  
   漢字混じりの"2011年12月31日"や"11時23分45秒"、或いは、"20111231"
   はエラーになる。
  
3. CDbl 関数
   文字列、数値や数式を倍精度浮動小数点型の値に変換する。
  
4. CInt 関数
   文字列、数値や数式を整数型の値に変換する。
  
5. CLng 関数
   文字列、数値や数式を長整数型の値に変換する。
  
6. CSng 関数

   文字列、数値や数式を単精度浮動小数点型の値に変換する。
  
7. CStr 関数
   ブール値、数値、数式(20 - 11 のような)、日付型の値を文字列の値
   に変換する。引数に文字列を指定すれば、そのまま文字列を戻り値
   として返す。

0 件のコメント:

コメントを投稿