今回は、「Dialog1」フォームの「Dialog2を開く」ボタンをクリックすると「Dialog2」
フォームが開くようにしたい。それを実現する為の手順は下記の通りである :
1. 二つのフォーム「Dialog1」、「Dialog2」を作成する。作成手順は「フォーム
の新規作成」の項を参照。
2. 「Dialog2」フォームを開くコードを作成する。「フォームを開く」の項と同様
だが、念のため下記にコードを記す :
Sub ExampleOpenDialog2()
Dim objDialog2 As Object
'
'フォームをメモリに読み込む
DialogLibraries.LoadLibrary("Standard")
objDialog2 = CreateUnoDialog(DialogLibraries.Standard.Dialog2)
'
'フォーム「Dialog2」を表示する
objDialog2.execute()
End Sub
3. 「Dialog1」フォームのデザイン画面を開き、「Dialog2を開く」ボタンを選択し
た後右クリックし、「プロパティ」を選択する
4. 「「プロパティー」ウィンドウが開いたら「イベント」タブを選択し、「実行時」
の部分の「...」ボタンをクリックする。
5. 「アクションの割り当て」ウィンドウの「実行時」イベントの行が選択されて
いることを確認し、「マクロ」ボタンをクリックする。
6. 「マクロセレクター」ウィンドウの「マクロ名」一覧より、2. で作成した
「ExampleOpenDialog2」を選択し「OK」ボタンをクリックする。
7. 再び「アクションの割り当て」ウィンドウに戻り、選択したマクロが「割り
当てられたアクション」列に表示されていることを確認し、「OK」ボタン
をクリックする。
以上の手順により、「Dialog1」フォームの「Dialog2を開く」ボタンをクリック
する (=「クリック」イベントが発生する) とDialog2が開くようになる。
Calcの場合、Excel のように各イベント毎にプロシージャを書くのではなく、
あらかじめ作成してあるマクロをあとからイベントに関連付ける (割り当て
る)。これが、Excel と大きく異なる点である。
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