(1)の続き
上記のプロシージャのように、ファイルやフォルダが存在するか確認をする場合
Dir 関数を用いてファイル、或いは、フォルダを検索する。
Dir 関数の書式は下記の通り :
Dir [ (Pathname [, Attributes]) ]
Pathname には、ファイル名を表す文字列式を指定する。フォルダ名、及び、
ドライブ名を含めて指定することも可。
Pathname は省略可能。
Attributes には、検索対象がファイルかフォルダかによって、下記の値を指定
する :
0 : 通常のファイルの場合
16 : フォルダの場合
Attributes は省略可能であり、0を指定した場合と同じ結果が得られる。
検索対象のファイル、または、フォルダが存在した場合、Dir 関数の戻り値
としてファイル名、または、フォルダ名の文字列を返し、存在しない場合は
空文字列 ("") を返す。
【註】Excelの場合、Attributes の値として、上記以外にも
1 : 読み取り専用ファイル
2 : 隠しファイル
4 : システム ファイル
8 : ボリューム ラベル
が指定できるが、Calc の場合は (エラーにはならないが)期待する結果が返って
こなかった。また、色々と試した結果、フォルダを検索する場合に Attributes
として 0 を指定しても、正しい結果 (16 を指定した場合と同じ結果) が出た。
Windows 版のバグなのか、仕様なのかは不明だが、将来を見越して、マニュアル
通りの値を指定するのが、現時点では無難と思われる。
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