2011年4月24日日曜日

セルの内容をクリアする

Sub ExampleClearCell()
       Dim objSheet As Object
       Dim objCell As Object
       objSheet = ThisComponent.CurrentController.Activesheet
       objCell = objSheet.getCellRangeByName("B5")

       objCell.clearContents(1)
End Sub
  
セルの値や数式など、内容をクリアするには clearContents メソッドを
用いる。
clearContents メソッドの書式は下記の通り :
  
clearContents(Param)
  
Param には、クリアしたい内容に応じて、下記の値を指定する :
   1 : 数値をクリアする場合
   2 : 日付や時刻をクリアする場合
   4 : 文字列をクリアする場合
   8 : セルのコメントをクリアする場合
   16 : 関数 (数式) をクリアする場合
   32 : セルに直接指定された書式をクリアする場合
   64 : セルに間接的に指定された書式をクリアする場合
   128 : セルに配置された描画オブジェクトをクリアする場合
   256 : セル内の一部のテキストに対してのみ指定された書式をクリア
           する場合
  
上記のサンプルコードはセル内の数値をクリアする例だが、例えば
数値と同時に書式もクリアしたい場合は、
  
clearContents(1 + 32)
  
或いは、
  
clearContents(33)
  
のように、引数に上記の値を加算した数値を指定する。当然三つ以上
の値を加算することもできる。
  
尚、値 64 に書いてある「間接的に指定された書式」の意味については
わからなかった。

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